全日本学童茨城県大会に続き茨城県少年軟式野球選手権大会の出場権を獲得しました。
昨年に続き2年連続での出場になります。
全日本学童県西予選に続き厳しい試合を勝ち切ることができました。
18日の下館小あしかび野球スポーツ少年団様との対戦は私は恐らく打ち合いになるだろうと考えていました。初回2アウトから3番木村・4番安藤の連打で先制したが、その裏に同点に追いつかれてしまった。やはり点の取り合いと思わせる初回の攻防。2回表も追加点を奪いたいところであったが、簡単にチェンジ。嫌な流れを感じたが、先発した真中が内野の失策後も丁寧に投げ0に抑えた。3回表は1番真中から。ここ1か月の間打撃不調が続いていた。以前は5割近い打率を残していたものの最近の試合では安打すら打つことがでいない。1打席目もどん詰まりのサードフライ。指導者として掛けられる助言はもう出し尽くした。「どうせ打てないんなら、ホームラン・長打を狙え。相手に怖い印象だけでも残してこい」としか言えなかった。結果、逆方向である右中間へのオーバーフェンスのホームラン。助言うんぬんでなく、打った本人の技術に脱帽でした(笑)。そして、ダイヤモンドを一周する足取りは軽く3塁からフォームベースに向かってくる表情は少しはにかんだ様にも思えた。その後両チームに得点が入ることはなく2-1で勝利。予想とは真逆の展開になった。もちろん先発投手はよく投げ切ったが、それを支えた野手と大声で応援していたベンチメンバーの活躍も大きかったことは間違いありません。
そして本日(5/19)、代表決定戦は福原野球スポーツ少年団様。
今年のチームでは初対戦。勝てば県大会!!選手たちの緊張は?
キャプテンを中心に6年生数名が「練習試合と同じ!いつも通りやろう!」と声を掛け合う。
表情は硬くもなく、ぎこちない笑顔もない。
先攻で試合開始。良し昨日当たりが戻った1番打者!!チーン。最近定番のサードフライ。。。
1番が打てない時に高確率で打ってくれる2番石塚!!チーン。ショートフライ。ツーアウトからでも点をとれるクリーンナップ!!頼れるキャプテン木村!!逆方向に強い打球、ワンバンドでフェンスを越え2塁打。良し4番が返すぞ~!4番安藤。チーンのセカンドゴロでスコアレス。
嫌な予感。。。となりそうになったが、今日は最近不調で打順が8番に下がっている大嶋が先制のタイムリーツーベースを放ち、3回・5回共に1番・3番の安打で長打で追加点。相手投手が緩急を使い制球もかなり良かっただけに苦しみましたが、代打で出場した上坂が安打を放つなど随所に良いところも多かった試合でした。
試合後、応援席に向け挨拶をした後全日本学童県大会を決めた瞬間とは程遠い普段と変わらないテンションの子供たちと私。応援席から「帽子投げ~」といわれるまで忘れていた儀式(笑)。選手の何人かが「あまりにも練習試合、練習試合。いうも通り。いつも通り。と言っていたら本当にそんな感じがしちゃって。忘れてた。」と言動が。これは成長なのか?その点はわからないが、良い状態で試合に臨めていたことは確かであると思った。これで県大会2大会目を決めた。今年のチームは日ハム県大会を含めすべての県大会出場を現在決めている。
県大会でいくつか勝てるのでは?そんな期待すら持たせてくれる素晴らしい選手たち。
この2週間の県大会予選を経験して、選手全員が成長できたことに感謝したいと思う。
ホストのあしかび様、対戦相手の皆様、2日間ありがとうございました。